外来診療
外来施設は、補聴器外来室を除き1階にあり、外来診療室、待合室、中待合室
受付・会計、薬局の他、前庭機能検査室、生理機能検査室、血液一般検査室、
レントゲン室を設け、十分な検査に立脚して的確な診断が下せるように
しました。
外来診療室の間取りの基本的な考え方としては、患者の動線と職員との
動線とがなるべく交錯しないようにしました。
また、外来診療室と検査部門との有機的なつながりを重視しました。
外来診察は初診、再診を問わず、毎日行なっており、特にアレルギー外来、
前庭機能・内耳機能外来、補聴器外来の充実を目指しています。
松阪市は交通の要所に当たり、国道23号線、国道42号線と国道166号線とが
松阪市でつながっています。
その為、診療圏は松阪市を中心に国道42号線、166号線沿いが主体ですが、
三重県周辺の奈良県、大阪府、和歌山県、愛知県などの近畿や東海、
また関東からの来院もあります。
できるだけ患者の待ち時間が短くなるように、カルテには問診項目を印刷し、
診察のスピードアップを図っています。
救急外来については、救急指定医療機関として、対応しております。
(アレルギー外来)
白血球数、末梢血液像、鼻汁中好酸球数、IgE‐RIST‐IgE‐RAST検査を行ない、
炭酸ガスレーザー治療、滅感作療法を中心に治療を行なっています。
(前庭機能・内耳機能外来)
標準純音聴力検査や前述した機器を使用しての平衡機能検査や内耳機能検
査、レントゲン、CR装置などで診断を行なっています。
(補聴器外来)
補聴器の需要の増大に伴い、昭和59年10月から標準純音聴力検査、
語音明瞭度検査、補聴器特性試験などを行ない、補聴器のフィッティング、
その後のフォローアップを行なっています。
今後、老齢人口のより一層の増加とともに、需要はますます増大するものと
予測しています。
|